わかりやすいC型肝炎の治療なび

わかりやすいC型肝炎の治療なび

C型肝炎を治療するための最新情報ガイド

段階別にみる症状

C型肝炎ウイルスに感染すると、どのような症状が出てくるのでしょうか。段階的に説明します。

沈黙の臓器だからこそ怖いC型肝炎

C型肝炎ウイルスに感染すると、肝臓ガンを発症する可能性が高くなります。
ただし、すぐに肝臓ガンに発症するわけではなく、感染してから段階を経て、最終的に発症するケースがあるということです。

とは言っても、現在、毎年肝臓ガンで亡くなる日本人約3万人のうち、80%程度はC型肝炎ウイルスに感染している、という報告もあります。
ウイルス検査で感染が判明した場合には、早期の対応が必要です。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれます。異常があっても、本人に自覚症状が見られないためです。
しかしながら水面下では、症状は着々と進行しているのです。

C型肝炎の症状を段階別に

C型肝炎は、最終段階の肝臓ガンに至っても、初期段階では自覚症状のない人もいます。
以下の異変に気づいた場合には、早めに医師に相談しましょう。

まずは、C型肝炎ウイルスに感染した直後です。
2~14週間の潜伏期間を経たのち、人によっては急性肝炎を発症する場合もあります。しかし、特に本人には自覚症状はありません。

感染後5年から15年の間は、慢性肝炎の状態になります。
食欲が不振になったり、疲れやすくなったりする人もいますが、普段から同様の症状は誰でも経験しているため、まさか自分がC型肝炎に感染しているとは、気づく人もほとんどいません

感染後20年ほど経過すると、中には肝硬変を発症する人もいます。
黄疸が見られたり、むくみが見られたり、出血が止まりにくくなるなどの、症状が見られることもあります。

感染後30年ほどで、肝臓ガンに進行する場合もあります。
恐ろしいのは、この肝臓ガンになっても自覚症状がない人もいるということです。
ガンが進行して、ようやく発熱や、腹痛などの自覚症状が現れる人が多いのです。

なお、肝硬変は食道静脈瘤をともなうことも多く、瘤が破裂すると命に関わります

以上のように、C型肝炎への感染が、即、命に関わるといったものではありません。
ただし、20~30年と長期間を経て、やがては肝臓ガンなどの、重症に至るケースがあるのです。
輸血などを経験している人は、まずは一度、病院でウイルス感染の有無を、検査しておいたほうが良いでしょう。

pagetop