わかりやすいC型肝炎の治療なび

わかりやすいC型肝炎の治療なび

C型肝炎を治療するための最新情報ガイド

C型肝炎とはどんな病気なのか

肝臓ガンに進行してしまう可能性がある、C型肝炎とはどのような病気なのでしょうか?概要を見てみましょう。

C型肝炎とはどのような病気?

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスに感染して発症する病気です。「肝」の字の通り、肝臓の病気です。
C型肝炎ウイルスに感染すると、段階を得て最終的には、肝臓ガンにも進行する可能性がある、恐ろしい病気ということをまず理解しましょう。

肝臓とは、簡単に言えば、体に必要なものを貯蔵し、体に不用なものを捨てる、といった機能を持つ臓器です。
前者は、例えばタンパク質、後者は、各種老廃物などです。
C型肝炎になると、こうした機能が冒されるわけですから、体全体に広く悪影響を及ぼすことは、想像に難くありません。

肝臓は「沈黙の臓器」、「忍耐の臓器」などと言われ、C型肝炎に感染して症状が進行しても、自覚症状はほとんどありません
日本には、約200万人のC型肝炎ウイルス感染者がいると言われています。
症状を自分で感じづらいこともあり、病院へ足を運ぶ人が少ないのも現状です。

しかし、現実として慢性肝炎や肝硬変、肝臓ガンの80%近くはC型肝炎ウイルスの感染者であるという報告もあります。
個人差はありますが、感染後20年から30年ほどで、最終段階である肝臓ガンへと進行する人が多くなります。

C型肝炎ウイルスに感染するとどうなるの?

C型肝炎ウイルスに感染したからと言って、すべての人が肝臓ガンへと進行するわけではありません。
しかし、毎年、肝臓ガンで死亡する3万人の日本人のうち、約80%はC型肝炎ウイルスの感染者です。
ウイルス感染から肝臓ガンに至る流れを見てみましょう。

C型肝炎ウイルスに感染した場合、まずは急性肝炎になります。
ウイルスという異物混入に対し、肝臓が戦っている状態です。
ここでウイルスに負けてしまうと、慢性肝炎に進行します。
全体の60~80%がこの段階に進行すると言われます。

慢性肝炎から約20年後には、肝硬変を発症します。
早い人では、この時期に肝臓ガンを発症する人もいます。
肝硬変から約10年後には、多くの患者が肝臓ガンへと進行するのです。

C型肝炎はどこから感染するの?

C型肝炎の感染経路については、感染者のうち約半数が不明です。残り半数の人は、C型肝炎ウイルスに感染した他人の血液を経由しています。
具体的には、輸血、血液製剤の投与、覚醒剤等の注射器の使い回しなどです。

現在のところ、C型肝炎を予防するワクチンは開発されていません。他人の血液に触れないことが、予防の第一歩です。

pagetop