わかりやすいC型肝炎の治療なび

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C型肝炎を治療するための最新情報ガイド

遺伝・性行為の感染リスク

C型肝炎は、遺伝や性行為によって感染するのでしょうか?
どのような場合には感染の可能性があり、どのような場合では感染の可能性がないのか、明確にしておきましょう。

C型肝炎は遺伝や性行為によって感染するのか?

C型肝炎は、C型肝炎ウイルスによって感染します。
ウイルスが血液の中に入り込んで感染するものなので、遺伝による感染はありません。

中には、新生児のころからC型肝炎のウイルスを保持している例もありますが、これはキャリアである母体から、出産時に出血が発生したために、感染していると言われます。
よって、遺伝による感染ではありません。母子感染の可能性はゼロではありませんが、確率は極めて低いと言われます。

なお、万が一出産時に子供に感染した場合でも、その大半は自然にウイルスを排出してしまいます。
そのままウイルスを保持した場合でも、適切な治療を受ければ心配することはありません。
また、性行為の際に出血を伴った場合には、可能性も問題ですが、感染することもあります。
ただし、感染者の血液が、相手の血液の中に入り込むことで感染するので、感染の可能性があるとは言っても、実際に感染する人は極めてまれと言われています。

C型肝炎の具体的な感染経路は?

上述の通り、C型肝炎は血液を介して感染する病気です。
誤解のないように、以下を確認しておきましょう。

感染の可能性がある例

  • 感染者の血液を輸血した場合
  • 感染者と注射器の使い回しをした場合(薬物など)
  • ウイルスの付着した器具を適切に消毒せず、ピアスや入れ墨を行った場合
  • 感染者と性交渉をした際に互いに出血した場合(上記の通り、性交渉による感染は極めてまれ)
  • 感染者である母親から生まれた場合(これも上記の通り、感染例はごくわずか)

感染の可能性がない例

  • 感染者の咳やくしゃみの飛沫が肌についた場合(血液でなければ感染することはありません)
  • 感染者と握手した場合
  • 感染者と抱き合った場合
  • 感染者と食器類を強要した場合
  • 感染者とキスをした場合(唾液による感染はありません)
  • 感染者とともに入浴した場合

C型肝炎の感染者はとても多く、身近にもいるという方もいらっしゃるでしょう。
どのような時には感染の可能性があり、どのような時には感染の可能性がないのかを明確に理解し、互いに気持ちよく過ごすのが大切です。

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