わかりやすいC型肝炎の治療なび

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C型肝炎を治療するための最新情報ガイド

B型肝炎との違い

C型肝炎とB型肝炎の違いはなんでしょう?感染経路、感染後の症状などについて比較します。

C型肝炎とB型肝炎の経過と症状の違い

結論から言うと、B型肝炎に比べると、C型肝炎のほうが恐ろしい病気です。
B型肝炎感染者のほとんどは、症状が一過性で終わり、ウイルスは対外へ排除されるのに対し、C型肝炎感染者の約70%は、長期的なキャリア(ウイルスを体内に保有している状態)となってしまうからです。

B型肝炎は、最悪の場合は、慢性肝炎から肝硬変、肝臓ガンに至ります。
ただし、現在ではワクチンが開発されており、かつて問題となった母子感染についても、1986年以降、新生児へのワクチン接種が行われることで、感染者の数は激減しました。
医療機関内での、感染予防対策も進んでいます。

C型肝炎は、感染すると多くの人が、キャリアとなります。
感染後20年から30年ほどかけて、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓ガンと進行する例が多いのですが、進行中の自覚症状がほとんどないため、早期発見が課題となっています。

C型肝炎とB型肝炎の感染経路の違い

B型肝炎、主に血液を経由して感染します。代表的なものは、母子感染です。
出産時に、キャリアである母親から新生児へと感染します。新生児に感染をすると、その後キャリアになってしまうことが多く、かつては問題とされていました。
しかし現在では、上記のようにワクチンの接種によって、予防することが可能となっています。

また、輸血や血液製剤、乳幼児への口移し、覚醒剤の注射器の使い回し、入れ墨、性交渉、ピアスの穴開けなどによる感染も見られます。

C型肝炎の感染経路もまた、血液を経由した感染が一般的です。
かつて血友病治療に使用された、非加熱血液製剤による、C型肝炎への感染も見られました。
また、ウイルスに汚染された血液であるかどうかを、検査する方法が未熟だった時代、具体的には1992年以前に、輸血や臓器移植を受けたことのある人は、感染している可能性もあります

B型肝炎に比べると、少数ではありますが母子感染も確認されています。

C型肝炎の検査を受けたほうが良い人

C型肝炎はB型肝炎に比べ、感染すると恐ろしい病気です。
以下に該当する人は医療機関での検査をお勧めします。

  • 1992年以前に、輸血を受けたことがある
  • 時期を問わず、臓器移植を受けたことがある
  • 注射器を使う薬物を使用したことがある
  • 入れ墨をしている
  • 長年、人工透析を行っている
  • 輸入された非加熱血液凝固因子製剤を投与されたことがある
  • フィブリノゲンを、投与されたことがある
  • 適切な医療機関以外で、ピアスの穴開けをしたことがある
  • 健康診断で、肝機能の異常を指摘されたことがある
  • 大きな手術をしたことがある
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